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今回の依頼人は、32歳の女性。
疲れ気味の顔から笑顔は見られない。
どうされたのですか?
「私・・騙されたのです」
えっ!どういう事ですか?
「主人に騙されたのです」
「話せば長くなるのですが・・
私は、結婚10年目を迎え2人の子供がいます。
小学校2年生の女の子とまだ2歳の男の子。
主人が浮気をしているのは、うすうす感づいていました」
そのことでちょくちょく口論になる事はありましたが、いつか目を覚ましてくれるだろう・・と思い、それから1年が経ちます。
先月、夫から話があると言われて私は、恐る恐る話を聞きました。
「なっ・・何?」
「君も感づいていただろうが・・彼女の事なんだ・・。
僕は、家庭があるから遊びの気分で交際していたんだ。
相手も納得して僕と遊んでいると思ってたんだけど・・
そういうわけにも行かなくなって・・」
「えっ!どういう事!」
「実は一昨日の夜、突然責任取ってって言われて・・」
「何で・・貴方が責任取んなきゃいけないのよ! 相手も遊びだったんでしょ!」
「実は、家内とウマくいってなくて離婚協議中って言ってたんだ。
だから、自然に期待を持たせて居たようなんだ・・。
そしたら、彼女のお兄さんが出てきて「妹から色々話は聞いている。ヨロシクな・・」なんて言われて、出された名刺を見たら・・○○一家 ○○組 組長、って書かれてて・・俺どうしよう・・。
いまさら"妻の所に帰ります"なんて言ったら、このお兄さんが出てきて会社や家庭もめちゃくちゃにされる・・どうしよう・・」
私は空いた口が塞がりませんでした。
それから数日後・・また主人がかしこまって・・
「この間は、本当に悪かった。すまん!
良く考えたんだが僕は、君と子供たちを捨てるわけにはいかん!
俺は、とんでもない間違えをしようとしていた。本当にすまん!」
この言葉を聞いた時は、本音で嬉しかったんです。「やっと気付いてくれたんだ」と思いました。
「それで・・作戦を考えた。
君には、本当に悪いんだけど・・俺たち1回離婚しない?」
「ハァ〜ッ? あんた何言ってんの・・・?」
「違う・・違うだから・・一回離婚して直ぐまた再婚すんだよ」
「ハァ〜ッ?・・・?」
「そうすれば彼女を騙した事にはならないし、あのオッカナイお兄さんにも何とか・・」
「・・それで・・どうすんの?」
「ほんの2・3ヶ月間だけの話だよ。頼むよ・・それしかないんだ。僕たち家族の為なんだ・・」
悔しいやら悲しいやら涙がつぎからつぎから溢れ出し・・もう死にたい気持ちでした。
しかし、主人が言う「僕たち家族の為なんだ」という言葉に妙に絆めいた物を感じて、
主人もこれに懲りて2度とこんな間違え起こさないかも・・主人が言っている事が本当なら私たち本当にヤバイかも・・。
それでいろいろと考えた結果、一時的に離婚する事にしたのです。
次回へ続く
今村啓一朗 福岡県出身 37歳
中小企業における民事訴訟のあり方や、それに君臨する弁護士行政に疑問を感じ、自ら経営していた会社代表を辞め、探偵業界に身を投じた。民事事件に関する情報の収集と訴訟に関する証拠収集の技術を習得。業界最大手の探偵養成学校の講師のスペシャリストとして名を馳せる。
今村自ら機密調査機材として開発してきた機材は数知れず、製造した機器は、今や探偵七つ道具となっている。これからの犯罪防衛は自分で守らなければ・・自ら開発した機密調査機器をセキュリティ機器として考案。日本に唯一、一台しかない特殊調査車両の設計から開発まで自ら製造し2001年4月防犯機器会社設立に貢献した。
平成14年1月、福岡に総合探偵社MISSIONhttp://www.themissions.jp
を設立し全国でNO1の実績はTV・ラジオ・雑誌でなど数社に渡って紹介された。
平成16年3月 MC探偵学校http://themissions.jp/school/
を設立し現在までに多くの探偵を世に送り出して来た。
現在、総合探偵社MISSION MC探偵学校を始め 個人審査事業会社や
インターネットソリューションの開発・企画会社も経営。
(2005.1現在)
総合探偵社MISSION 0120−755−340 http://www.themissions.jp
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