











WHO IS HISASHI?
東京生まれ
・大学時代から米軍基地や国内外でのジャズ・スポット等で歌手活動を開始。4オクターブ近い音域を駆使した独自の歌唱は、グラミー賞歌手のクレオ・レーンからも絶賛される。彼が持つジャンルを超えた音楽性は、清水靖晃氏、村上ポンタ秀一氏、吉野弘志氏、ヤヒロトモヒロ氏等、日本を代表するミュージシャン達との共演を通して、多くのファンに支持されている。
・「日本アカデミー賞優秀音楽賞」3回の受賞歴を持つ谷川賢作氏とは、寺山修司追悼番組での共演を機に、"VOX POP"というユニットに発展、あらゆるジャンルの音楽、語学、そして自らの美意識の体現を軸に『歌うオブジェ』として活動中。
・さらに映画、演劇、CM、「JTB」イメージソングや、NHK「出来事 for WINDOWS」「TOYOTA CUP サッカー」等の作詞、作編曲や語りで『聴かせる空間の創造』を展開するなかで、「ジ・エキセントリック・オペラ」(EPIC/SONY)にゲスト参加するなどカウンターテナーの領域にまで活動の幅を広げている。
ミュージシャン。
アートダメージドポップロックバンド・デミセミクエーバーのボーカルをつとめる傍ら、ピアニスト、作曲家、本の出版、舞台映画のキャストなど多方面で活躍中の音楽芸者。
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インフォメーション
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昨年の初演で多くのヘドヘッド
(熱狂的ヘドウィグ・ファン)を
生み出した三上博史のヘドウィグが、
熱い声に応えて帰ってくる!
作:ジョン・キャメロン・ミッチェル
作詞・作曲:スティーヴン・トラスク
翻訳・演出:青井陽治
音楽監督・編曲:横山英規
主演:三上博史、エミ・エレオノーラ、
"THE ANGRY INCH"BAND
東京 ★パルコ劇場
6月16日(木)−26日(日)
・全席指定 \9,000(税込)
★Zepp Tokyo
7月11日(月)−16日(土)
・指定席 \8,000
(ヘドヘッド座布団付・税込)
・立見席 ¥6,000
(ヘドヘッド座布団付・税込)
福岡 ★Zepp Fukuoka
7月1日(金)・2日(土)
・\8,000(税込)
大阪 ★シアター・ドラマシティ
7月5日(火)−9日(土)
・S席\8,400(税込)
・A席\6,300(税込)
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HISASHI's
ライブ・インフォメーション
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『Session』
正に、何かの扉が開かれる
“Session”!!
HISASHI自身が愛してやまない、
贅沢極まりないリズム隊とvoice。
緊迫且つリラックスし得る、
ライヴならではの絡み合いが、
唯一無ニの快楽へと誘います。
日時: 6月16日(木)
18:00 Open/19:30 Start
場所: 中目黒・楽屋-らくや-
目黒区上目黒2-15-6
出演: HISASHI(voice)
坂井紅介(w.bass)
村上"ポンタ"秀一(ds)
料金: \3,500+オーダー
問合せ:中目黒・楽屋-らくや-
03-3714-2607
『HISASHI return to
Star Pine's Cafe』
固定のグループ形態に依存しない
HISASHIが、ここ最近、自身のユニット・スタイルとして温めている
極上の「ポップス・ユニット」。
オリジナルからジャズに至るまで、
変則的な編成での演奏も興味深く、
各ミュージシャンの度量の確さを
痛感出来ること請合。
又、若さ溢れる「MitaTake」の、
ハート・ウォームなサウンドも、
一見・一聴の価値ありです。
日時: 6月29日(水)
18:30 Open/19:30 Start
場所: 吉祥寺Star Pine's Cafe
武蔵野市吉祥寺本町1-20-16-B1
出演: HISASHI Unit
HISASHI(voice)
小川文明(pf)
岩佐真帆呂(reeds)
ヤヒロトモヒロ(perc)
オープニング・アクト“MitaTake”
見田諭(g)
佐野岳彦(blues h&vo)
料金: \3,200+オーダー
問合せ:吉祥寺Star Pine's Cafe
0422-23-2251
『HISASHI&パリャーソ』
ヨーロッパ で人気の高い続木力、 作
編曲家としても幅広い活動を
繰り広げる谷川賢作のユニット
「パリャーソ」との共演!
パリャーソ はポルトガル語で
ピエロの意。2001年12月結 成以来、
全国各地でのライブ、コンサートは
既に100本以上を数え、
HISASHIを交えた今回 のライブは、
ファンならずとも必見モノです!
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『第二回 音楽と化粧』
〜ロック・ミュージカル 「ヘドウィグ&アングリーインチ」の舞台裏〜
2nd GUEST EMI ELEONOLA
(DEMI SEMI QUAVER)
そのユニークな音楽性や唯一無二のボーカル・スタイルがファンばかりでなく、多くのミュージシャンたちから絶賛されている HISASHI。その彼がホストとなって、音楽仲間と親しい友人たちをゲストに招いてのトーキング・フリーセッション。
第2回目のゲストは、DEMI SEMI QUAVER(デミ・セミ・クエーヴァー)のボーカリスト EMI ELEONOLA(エミ・エレオノーラ)さん。音楽だけではなくビジュアルの面でもユニークな個性を発揮する2人が、化粧をキーワードにぶっちゃけ話をくり広げる。
ゲストで呼ばれて10分か20分の出番なのに
2時間化粧していたりね(笑)
(エミ)
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HISASHI「"HISASHIの部屋"第2弾。今日はDEMI SEMI QUAVERの日本が世界に誇る"音楽芸者"! エミ・エレオノーラ女史をお迎え致しました」
エミ「こんにちはー。なんかラジオみたい(笑)……ちょっと照れるね(笑)」
HISASHI「とりあえずさ、エミとはアーティスト同士って感じじゃなくて一緒にご飯食べたりとか遊んだりしている仲なんだけど、実はHISASHIは同業者にあんまり“友だち”が多くなかったりするわけですよ」
エミ「そうなんだ?! そんなこともないと思うけど……」
HISASHI「というわけで、業界では"兄弟"ともいわれている姉御のエミさんに来て頂いてですね……ふだんプライベートでしているようなおもしろい話は、今日はしないよ。それは誰にも聞かせてあげない!(笑)……ということで無理やりタイトルを設けました。それが"音楽と化粧"なんですけどね」
エミ「"音楽と化粧"?! それはHISASHIが化粧をしたかったから?」
HISASHI「違いますよー!! だってテーマがあった方がしゃべりやすいでしょ。で、最初はベタな質問だけど、初めて化粧をしたのはいつだったの? 覚えている?」
エミ 「いわゆるお母さんの鏡台から……」
HISASHI「それは七五三の化粧とかじゃなくて?」
エミ 「それもあるけど、初めての自ら……セルフ化粧はですね(笑)、お母さんの鏡台にあるものをこっそり使ってやりましたね。私、小学校の時から化粧に興味があったよ」
HISASHI「今までにもエミは化粧にまつわることって、いろんな書籍でもいっぱい書いているものね」
エミ「なんかライブに行ってるのは、化粧しに行っているみたいなものだからね(笑)。ステージの時間よりも化粧している方が長いっていう(笑)。だから、たとえばゲストとかで出て、10分とか20分くらいのステージもあるわけね。だけど、そのために2時間化粧していたりね(笑)。でも、今日はスッピンで来ちゃったんですけどね(笑)。スイマセン、なにもしてなくて……」
HISASHI「っていうか、舞台関係も含めて、いろんなところでいろんな人を見てきたけど、やっぱり、つけまつげ付ける早さ。スッゴイよね!エミはナンバー1かな?」
エミ「あれは熟練……」
HISASHI「だけどエミが使っているのは、目には入れちゃいけない強力な接着剤なんでしょ?」
エミ「そう。"スピリッツガム"って言って……」
HISASHI「だいじょうぶなの?」
エミ「ダメ!(笑) だからもう命がけの化粧(笑)」
HISASHI「失明覚悟の?(笑)」
エミ「でもいいの。私汗かきだから、あれじゃないと取れちゃうのよ」
HISASHI「でもさぁ、最初に知り合った頃に、イベントとかでエミと一緒になるとなにがうれしかったかっていうと、エミって昔もそれなりに態度デカかったじゃない(笑)。だから、エミと一緒にいるといい鏡前を取れるって(笑)……エミにくっついて行けば楽屋のいちばんいい位置が取れる(笑)……っていうのは演歌の世界だけど」
エミ「誰か入ってくると"アッ、スイマセン。ここどうぞ!"って言うんだけど、立ちやしない(笑)。もう口ばっか(笑)」
HISASHI「気を遣っているフリはするんだよね(笑)。だって、"ガチャ"って楽屋のドアを明けて、僕らがいるのを見て"ガチャ"ってそのまま閉めちゃう人いたものね(笑)」
化粧って、なんかキャンバスに絵を描くのと似ているんじゃない
(HISASHI)
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エミ「そうそう(笑)。でも化粧は楽しいよね」
HISASHI「カッコつけて言っちゃうとHISASHIの場合は、やっぱり歌う前の精神統一みたいなところがあって……」
エミ「ああ、そういうのあるある」
HISASHI「なんか化粧をしている時は、自分が無になっているんだよね」
エミ「化粧精神統一法?!」
HISASHI「まあ、イメージダウン覚悟で言っちゃえば、エミはHISASHIがひげ剃りはじめると、"ライブが始まるって感じがする"って言うじゃない」
エミ「"チィー"って音が聞こえてくると、"いよいよ来ましたかぁ!"みたいな(笑)」
HISASHI「また長いんだよね。"もうそれ以上剃らなくてもいいじゃん"って、みんなに言われるんだけどつい続けている……(笑)」
エミ「でも、私いつもタイムキーパーしているんだよ。"ハイ、30分前""ハイ、20分前"とかね。かならず前に時計を置いておかないと、化粧って永遠にしちゃうのよ」
HISASHI「ああ、わかるよ、それ」
エミ「特にHISASHI見るとね(笑)」
HISASHI「うるさいなぁ!(笑)」
エミ「HISASHIもアタシを見ると、もっとしたくなるでしょ(笑)」
HISASHI「それって、お互いの相乗効果かな?!(笑)。でも化粧って、なんかキャンバスに絵を描くのと似ているんじゃない?」
エミ「そう、絵だね」
HISASHI「エミもちょっとしたイラストとか書くし、HISASHIなんか、絵で貰った賞状が一番多い。お互いの字面も知っているしね。だから、僕の感覚ってわかると思うんだけど、化粧の巧みな人って、おうおうにして絵も描くよね」
エミ「描く、描く。だから、絵なのよね、顔がキャンパスで……」
HISASHI「そうなんだよ。だから、絵描きの人もここまで描けば仕上がりっていうのがないのと同じように、化粧も永遠に塗り続けちゃうんだよね(笑)」
エミ「でも、すごい化粧の時は、"お面かぶった方が早いんじゃないの?!"って思うのよ(笑)。なんか先に描いておいて、ただそれをはめれば簡単でいいのにねぇ」
HISASHI「アイシャドウをそういう風にしている人はいるよね。シール式になっているアイシャドウでピッて貼ればいい。すっごい時間短縮できるらしいよ」
エミ「ああそう。でも、最近はこれでも地味になったって言われるのよ。だって、デミセミ(DEMI SEMI QUAVER)デビューの頃とかは、もうラメとかがすごくてね。みんなが"オマエ、それならお面かぶった方が早いぞ"って……でも、私にとって化粧はやることに意義があってね……(笑)」
HISASHI「楽屋でひと勝負ついているわけだ……」
エミ「でも、なんでするんだろうね? しなくたってライブできるじゃない……」
HISASHI「そうなんだよねー」
エミ「お互い、そろそろ気づこうよ(笑)。それでもやっぱり化粧するんだよね」
HISASHI「だってさ、お客様はせっかく木戸銭(入場料)払って来てくれているわけだから、"こっちも化粧品代くらいは出費しないとな"とは思うけど、でもお客は逆に迷惑だったりね(笑)」
エミ「逆に不快感を与えている?!……それはヤバイね(笑)」
したいことをすればいいのよ。こうやって髪にお箸刺したりね(笑)
(エミ)
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HISASHI「だけど、化粧っていろいろな意味があると思うけど、一般的な女性の場合はメイクって補正するためっていうのが大きいんじゃない?」
エミ「コンプレックス? でもね、アタシも最初は顔のコンプレックスから化粧をしてたと思う」
HISASHI「ああ、やっぱりそうなんだ。なんていうのかな、化粧って自分のコンプレックスを隠しながらも、人に対して好印象を与えようとするための手段なわけじゃない」
エミ「でも、アタシの化粧はおもしろいからやっているの。だって、きれいに見せようと思ったら、もっと違うメイクをすればいいわけじゃない。だけど、アタシの場合は、見た目が楽しめるというか、おもしろさがないとイヤなのね。最近は"美しく見せよう"という意識があまりなくて、"どうだ! おもしろいでしょう"みたいな……(笑)」
HISASHI「そのおもしろがっていることが相手にすごくいい波長で伝わるっていうところが、とても大切なことだと思うんだよね」
エミ「だから、無意識のうちに対お客さんのことを考えていると思うのよ」
HISASHI「あとさぁ、HISASHIの場合とかは、"なんで男性アーティストが?"っていうところもあったりすると思うんだけどね。だけど、昔から戦いの前に戦士が顔を塗ったりするわけじゃない。やっぱりなにかを鼓舞したり、表に対してアピールする時のなにかしらの手段だっんだと思うわけ」
エミ「そうだね」
HISASHI「さっきお面の話が出ていたけど、ある種その場に対するペルソナ(仮面をかぶった外的人格)っていうのかな……」
エミ「そう。だから、塗らないとね。やっぱりお面じゃダメなのよね。被って終わりじゃね。それをする過程にも意味があるというか……」
HISASHI「だから、お互いに化粧しあったりするじゃない」
エミ「こりゃ儀式だ!(笑)。怖いね(笑)」
HISASHI「だけどさ、男性だってどっかにそういう願望ってあると思うよ。だって忘年会とかでさぁ、中年の中間管理職がなにやるのかっていえば、酔っぱらって女装したりするじゃん。スポーツ選手のファンの集いとかでも、かならず女装のコーナーってあったりするじゃない……なんかね、男にもそういう欲求があるんだと思うよ」
エミ「きっとあるね」
HISASHI「僕とかはそれを抑制していないで、したいことをしてるだけでさぁ」
エミ「そう、したいことをすればいいのよ。こうやって髪にお箸刺したりね(笑)」
HISASHI「そう、これいいよね。でも、今日はいつもより地味だから心配していたんだよ」
エミ「お箸さえあれば、アタシはだいじょうぶ(笑)。なんかお箸を見ると刺したくなっちゃうの(笑)」
HISASHI「だからさ、俳優とかもそうだよね。無骨さとか不器用さをウリにしているような俳優が、50、60になっても鏡見て一生けんめいにドーランを塗るわけじゃない。それって、きっとどこかエキセントリックなところがあるんだよね」
エミ「ああ、そうかも」
HISASHI「HISASHIの場合は、そういうものをひた隠しにしないで生きられる人生を選んでよかった!(笑)」
エミ「アタシは、そんなに難しく考えたことがなかった!!(笑)」
HISASHI「でも、エミにはこれからも塗り続けて欲しいな。だって、ステージ終わって打ち上げに行く時に化粧直ししてるものね」
エミ「だってステージメイクのままだと崩れているもの。だけど、実は落とす方がたいへんだからなのよ。落とすためには厚塗りした化粧を割っていかなきゃならないじゃない(笑)」
HISASHI「そういえばさ、とあるロック・バンドが打ち上げで暴れたおかげで、居酒屋でロック・バンドの評判が悪くなったことがあったじゃない。その時にエミが居酒屋に入っていった時のエピソードがあったでしょ。それをちょっと話してよ」
エミ「ああ、名古屋の白○屋?……行ったら"バンドマンお断り"って書いてあって、店員がそれを指さして我々を入れてくれないわけ。それでしょうがないから"アタシらバンドじゃなくて水中バレエ団なんです"って言ったのよ(笑)。でも"水中バレエ団もダメです"みたいな(笑)。そんなのが2回あったの。高円寺の居酒屋でもハードコア系のバンドが暴れたみたいで、そこでも"バンドマンお断り"って……」
HISASHI「その点、こう見えて我々は品行方正だものね」
エミ「真面目ですよ。いたって真面目に化粧してますよ(笑)」
思い起こせば2人の出会いのキッカケは ミカピー(三上博史)だったものね
(HISASHI)
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HISASHI「そういえば、化粧するといえば今度特殊メイクがあるじゃない。男にならなきゃいけない」
エミ「ああ、そうそう」
HISASHI「6月だったっけ? 「ヘドウィグ&アングリーインチ」の再演があるよね」
エミ「あれはヒゲなんですよ。毎朝劇場に行ってヒゲ描くんです、自分で……」
HISASHI「あれ?! ヒゲは付けているんじゃなかたっけ?」
エミ「あれは付けてないの。なんか舞台って付けることってあり得ないだって。メイクさんが付けヒゲ持ってきたんだけどね。でも、慣例的に舞台は描くらしいよ」
HISASHI「ヘエ、そうなんだ。 じゃあ完全にメイクじゃない」
エミ「でも、ヒゲ描くのけっこう時間かかるんだよね。(衣装の)早替えもあるし……」
HISASHI「どうなの? ヒゲを描くのに関しては?」
エミ「やっぱり、化粧すると気分は変わるよね。最初はね、アタシ役作りでペニスバンド入れたり(笑)、いろいろやってたけど、稽古の後半でヒゲを描いてみたら急に気分が変わったもの」
HISASHI「やっぱりそうなんだ」
エミ「ただ、あの役できちんと男役の役作りをしようと思ったんだけど、実はそれよりも内面の方が難しかったりするのね。でも、ヒゲ描いたりすると気分が男になって"ヨオッ、オハヨウ"って感じで……だって現場で親方とか言われていたもの(笑)。衣装の子に"おじちゃん生理になっちゃったからヨロシクな"とか言って(笑)……超ウケル! もうぜんぶ男のまま(笑)」
HISASHI「(笑)でも、いいよね。こんな話、HISASHIの部屋でしかあり得ないよ」
エミ「HISASHIもヒゲ描けばいいじゃない。ヒゲ描けば気分変わるよ(笑)。」
HISASHI「それやったら、すごく複雑な気持ちだろうなー(笑)」
エミ「そうだね。わざわざ剃ってからヒゲ描くんだからね(笑)。HISASHIはつけまつげは付けないの?」
HISASHI「それは1回もしたことないんだよね」
エミ「そうね、アタシの化粧とHISASHIの化粧は違うものね。HISASHIはナチュラル・メイクじゃない(笑)」
HISASHI「うるさいよ!(笑) だけどさぁ、思い起こせば2人の出会いのキッカケは「ヘドウィグ〜」に主演しているミカピー(三上博史)だったものね。ミカピーの企画したウォーターフロントのイベントで出会ったんだよね」
エミ「そうね。でもさ、あの頃アタシたちの周りにいた人みんなハデだったけど、みんな消えてるね。その点アタシたちはけっこうしぶとい(笑)」
HISASHI「そうだね(笑)。ところで、これ読んでくれている人には「ヘドウィグ&アングリーインチ」のことをよく知らない人もいると思うから、ちょっと「ヘドウィグ〜」の話しようよ。映画にもなったロック・ミュージカルだよね。実在の人の話なんでしょ」
エミ「もともとは、オフブロードウェイで大ヒットしたミュージカルなのね。ジョン・キャメロン・ミッチェルっていう人が脚本・主演した舞台を、そのまま彼の監督・主演で映画化したのが映画版なのよ。で、その舞台版をそのまま日本でやることになって……もちろん、キャストも演出家もバンドも違うし、日本語でやってるし……」
HISASHI「だって、エミもミカピーも歌詞書いてるしね。でも、あの詞すごいステキだよ」
エミ「そう。ありがとう」
HISASHI「もう生バンドの醍醐味はあるしね。もうのっけから大音量!!(笑)」
エミ「だって"こんなに音のでかいミュージカルはない"って……(笑)。我々はもともとロック・バンドだから、それがふつうなんだけどね。ミュージカル界ではちょっとあり得ないみたい。だから、簡単に言えば、ロックのライブを観に来たような感覚なのよね」
HISASHI「だから、終わった後にみんなロビーに出ても耳がキーンとしているものだから、"良かったよねー!!!""ホントだよねー!!!"って、みんなすごく声がデカくなっている(笑)。でも、それがすごく感動しているように聴こえるんだよ(笑)」
エミ「ああ、そう(笑)。でも、それが狙いだったの。でも、三上クンも私も、やってる方はもう体当たり。基本的には三上クンのひとり芝居なんだけどね」
HISASHI「メイクもステキだよね。それを観に行くだけだって価値があると思うもの」
エミ「メイクアップと衣装の素晴らしいスタッフたちがいまから綿密に打ち合わせして、気合いを入れ準備していますよ」
HISASHI「だって、去年の「ぴあ」のベスト・ステージのベスト3に選ばれていたものね」
「ヘドウィグ〜」はメイクしてくる人いっぱいいる、 コスプレみたいにね
(エミ)
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エミ「でも、アタシほんとに夢中でやっちゃうから、どんな舞台だってうまく説明できないのよね」
HISASHI「有名な「ロッキー・ホラー・ショー」とかとはまたちょっと違うし。観に来るお客さんも一緒になって参加している意識ではあるんだけど、でも、舞台上と客席はそれほどコール&レスポンスしてないんですよ。舞台は舞台でもうガンガン行ってるんだけど、お客さんはお客さん自身でどんどん参加している気分になっていく。だから、ある意味でのトランス状態なのかもしれないよね。「ロッキー・ホラー・ショー」は、舞台と客席が"一緒にキャッチボールしましょうよ"って雰囲気が見えるじゃない」
エミ「そういう場面もあるんだけど、それはあくまでもライブの場面の中でのシチュエーションなので、本筋とはまた別ものなのね。かと思うと、それこそ化粧や衣装がハデだから、よくドラッグクイーンものって言われるんだけど……」
HISASHI「それも違うよね」
エミ「やっぱり愛を描いた作品だと思うのよ」
HISASHI「それと平和とね」
エミ「だから、男役と言っても、ちょっとひと言で男とは言えないような役。男とも言ってないのね」
HISASHI「ある意味ジェンダーフリーみたいなところがあるよね」
エミ「でもとにかく体当たりだから、それもアタシにはわからない。もう本気モードいっぱいだから、アタシなんて毎日三上クンに本番中蹴られる」
HISASHI「でも、やる方は本気じゃなきゃね」
エミ「だけど、あの役やっているとほんとに屈折するのよ。だから、毎日渋谷で酔っぱらってるの(笑)」
HISASHI「そんな時は、プライベートなHISASHIの「悩み解決サークル」に来てもらってますから(笑)。HISASHIの裏部屋みたいな(笑)」
エミ「それってHISASHIのタコ部屋?!(笑)……って、私の話ばかりしていたけど、そういえばHISASHIもコンサートがあるのよね」
HISASHI「あっ、話振ってくれてありがとうございます。6月に入ると、けっこう濃い〜コンサートが2つあるんですよ。16日の「Session」の方は、2人とももう忙しくてスケジュールを押さえるのが大変なんだけど……ベースの坂井紅介さんと、ホントに長年お世話になっているドラムのポンタさんという贅沢なリズム隊と僕の歌だけ。あと29日のは、最近やっと自分のユニットとしてのカラーが見えてきた感じなんだけど、1回目のゲストだった小川文明氏。それに岩佐真帆呂氏とヤヒロトモヒロ氏という妙な編成で……。ピアノとリード楽器、サックスとかピアニカとかみたいな、いわゆる息を吹き込んで音の鳴る楽器。あとパーカッションと歌っていう、なんとも変則的で、"じゃ、誰がベース・ラインをキープしているの?"みたいな不思議なところもあるんだけど、なにを引くでもない足すでもないみたいな微妙なバランスがすごく楽しくて、HISASHI的にはこれもぜひ聴いてほしいんだけど……だから来て!」
エミ「行く、行くって……アタシ「ヘドウィグ〜」の方もあるからね。でも、行けたらぜひ行きたい。HISASHIも「ヘドウィグ〜」来てよね」
HISASHI「もちろん!これを読んでくれている皆さんも、会場で見かけたら声かけてほしいなぁ・・・。だけど、「ヘドウィグ〜」の時は僕は塗ってないよ」
エミ「エッ、塗って来てよ」
HISASHI「塗って行ったら割引ある?」
エミ「エーッ、割り増しよ(笑)。友だち割り増し」
HISASHI「インビテーションで行っても割り増しなの?」
エミ「メイク割り増し(笑)……でもメイクしてくる人いっぱいいる、コスプレみたいにね。"ヘドヘッド"っていうんだけどファンクラブみたいな人たちがいてね。私の役は"イツハク"っていうんだけど、女の子が男装して来るのよ」
HISASHI「そういえばサントラ盤が出るんでしょ?」
エミ「サントラというか、「ヘドウィグ〜」日本キャストのライブ盤CDね」
HISASHI「それはミカピーが歌っているわけでしょ。」
エミ「そう。アタシよくわからないけど、去年やった初演のライブ盤だと思う。あと、いまやっているのは三上クンのインディーズ盤を制作中で……スケジュールがギリギリなんだけどね(笑)」
HISASHI「とにかく「ヘドウィグ〜」の再演とインディーズ盤、楽しみにしているんで身体に気をつけてがんばってください!」
エミ「うん。ありがとう。HISASHIだって……お互いこれからも塗って塗ってで、がんばりましょうよ(笑)」
企画・協力:有限会社SERPENT
<次回の予告>
第三回 「音楽と言葉」
GUEST:谷川賢作

次回の「WELCOME TO HISASHI'S ROOM!」のゲストは、ピアニスト/作・編曲家の 谷川賢作さんです!
全国を巡るコンサート活動、数々のミュージシャンとのレコーディング&セッション、レーベルのプロデュース、映画・TVドラマの音楽、さらには執筆活動!
大忙しの谷川賢作さんを招いてのテーマは「音楽と言葉」についてです!次回もここでしか聞けないおもしろエピソードが満載?!
5月20日(金)更新の予定なのでお楽しみに!
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